経営学部 青木茂樹ゼミが学生食堂で「駒大を聴こう、駒大を食べよう」を企画・実施

Date:2016.01.07 研究・授業

経営学部 青木茂樹ゼミが、本学駒沢キャンパスの学生食堂で「駒大を聴こう、駒大を食べよう」を実施しました。

本イベントは、禅僧が修行で用いる"精進料理"を、大学が取り組む「100円朝食」の定食メニューとして本学学生に提供するものです。開催日には、本学学生や教職員をゲストスピーカーに招き、参加した学生に向けて「禅」を取り入れた座談会も行いました。また実施にあたり、仏教学部の 石井 清純 教授と、学生食堂を運営する銀座スエヒロカフェテリアサービス株式会社の協力がありました。

「100円朝食」とは、在学生を対象に学生食堂で100円の朝定食を毎朝提供する大学の取り組みです。
栄養に配慮した朝食を安価に提供し、食育の視点から学生生活をサポートすることを目的としており、教育後援会の援助のもと1日200食提供しています。

開催中の様子
精進料理メニュー

青木茂樹ゼミのメッセージ

駒澤大学は「仏教」の教えと「禅」の精神を建学の理念とする大学です。
曹洞宗の教えをルーツとした駒澤大学に通っていながらも、経営学部の中で仏教の教えを肌身で感じられる機会を少なく感じていました。
「駒大を聴こう、駒大を食べよう」は、学部を越えて禅の教えを感じられる機会を創造するために、経営学部の青木茂樹ゼミの学生が主体となり企画・立案しているものです。

朝の時間に着目した理由は、禅の考え方に「朝の時間は最も集中力が高く、自分の気持ちや能力を効率的に高められる」というものがあることと、駒大生に「朝の時間を活用したい」というニーズがあることの2点があります。
アンケート(※1)による駒大生の意識調査では、67.5%の学生が朝の時間を活用したいと回答しているにも関わらず、その時間を活用できている学生はわずか12.5%に留まりました。
本企画を機に禅の精神を日常に活かし、駒大生により良い大学生活を過ごして欲しいと考えました。

※1 在学生40名を対象とした意識調査の結果より

【イベント名】
駒大を聴こう、駒大を食べよう

【日程】
11月 6日〜12月22日(全8回)
11月6日、13日、19日、26日
12月2日、9日、15日、22日

【時間】
8:00〜8:50 (集合8:00/開始8:10/終了8:50)

【会場】
駒澤大学 駒沢キャンパス 学生食堂1階

【主催】
駒澤大学経営学部・青木ゼミナール「禅と経営プロジェクト」

【協力】
仏教学部 石井 清純 教授
学生食堂(銀座スエヒロカフェテリアサービス株式会社)