アスベスト対策

Date:2005.07.29

駒澤大学・駒澤短期大学のアスベスト対策について

本学では従前よりアスベスト対策を講じておりますが、この度、平成17年7月29日付文部科学省からの「学校施設等における吹き付けアスベスト等使用実態調査」の指示に基づき、キャンパス内の全ての建築物について下記のとおり調査を行いました。

  1. 専門家による建物の仕様書・図面調査によるチェックリスト作成。
  2. チェックリストに基づき、現地目視調査による「問題無し」「処理済み」「可能性有り」の判別。
  3. 調査・分析業者に依頼し、「可能性有り」の場所についてサンプル採取による成分分析と同場所の空気環境濃度測定を実施。

以上の調査・分析を行った結果、アスベスト飛散及びその可能性は無いことが明らかとなりました。

朝日新聞のアスベスト関連記事について

平成17年11月30日 朝日新聞「石綿新法 残る火種」関連記事で、「石綿が飛散する恐れのある学校(文科省公表分)」中に「駒澤大学(世田谷)」の記載がありました。しかし、その対象部分は駒沢キャンパス4号館 地下機械室 壁・天井の24㎡についてであり、報告期日の関係から上記2.の目視調査の段階で「可能性有り」として届け出ていたものです。この機械室内のサンプル採取による成分分析と空気環境濃度測定の結果、現状では全く飛散しておらず、しっかり固まっている塗装(アスベスト含有率2%)で飛散の可能性は無いことが確認されました。
なお、この機械室は通常時における人の出入りはありませんが、少量でも含有しているということを受け、より安全なキャンパス環境実現のため、現在除去処理を手配中です

平成17年12月16日
駒澤大学・駒澤短期大学

※平成20年現在、4号館も含めたキャンパス内施設のアスベスト除去関連処理は全て完了しております。