大学院 医療健康科学研究科診療放射線学専攻 開設
Date:2006.11.30
大学院 医療健康科学研究科診療放射線学専攻 平成19年4月開設
平成18年11月30日に文部科学大臣により「大学院 医療健康科学研究科診療放射線学専攻」の設置が認可され、平成19年4月に開設することが決まりました。
概要と特色 ※「2007年度大学院案内」より抜粋
1.特徴ある2つのコース
診療放射線学専攻修士課程は2007年4月に新規に設置されるものである。
教育理念と目的は、診療放射線学に関する高度な研究能力を有し、かつ医学的情報に基づく適正な医療画像処理能力や画像検査遂行能力、放射線機器の線束管理・放射線管理・治療線量管理能力を備えた専門家を養成することである。
本専攻は診療画像学コースと医用計測学コースの2つからなり、診療画像学コースは画像処理による小病変検出率の向上を目標とする医用画像情報学分野と医学的知識及び疾病による異常所見の認識能力の向上による機能的かつ有効的な検査遂行を目標とする診療画像技術分野に分かれる。
医用計測学コースは放射線計測学分野、医用粒子線学分野、放射線物性化学分野、放射線材料評価学分野の4分野に分かれ、放射線関連分野において必要となる計測技術や得られたデータの処理や解釈法を研究し、修得する。
これらの教育課程は診療放射線技師の指導者として、また医療関連企業の画像処理技術者として活躍できる人材の養成を目指している。
2.教育組織の編成ならびに研究設備
診療放射線学専攻の修士課程では16名の専任教員と8名の非常勤講師、1名の学内兼担講師が"講義"を担当し、13名の専任教員が"演習"を担当している。
主要実験装置としてCT装置やMRI装置、CRシステム、治療位置決め装置、治療計画装置などを設置し、これらを学部と共用で使用している。