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ストレス対処法:いま、この瞬間のからだに意識を向けよう

私たちは、つい昨日のことをくよくよ悩んだり、明日のことを不安に思ったりします。過去や未来に意識が向いてしまうと、今やるべきことに集中することが難しいこともあるでしょう。そのような時は、過去や未来にとらわれず、いま、この瞬間に意識を向けることで、ストレスは緩和され、集中力を高めることにつながります。

いま、この瞬間を大切にする方法:マインドフルネス
マインドフルネスは、GoogleやAppleなどの企業が集中力・生産性向上・ストレス軽減のために取り入れています。皆さんも聞いたことがあるかもしれません。

いま、この瞬間の五感に意識を向ける
自分自身の感覚で物事をとらえて、対処するためにはまず自分の五感に意識を向けましょう。例えば、ヨガやストレッチ、筋トレをしているときに自分の身体の動きや感覚に集中してみましょう。また、散歩中に立ち止まって花の匂いを感じたり、木々の揺れる音や鳥のさえずりに耳を澄まし、「こういうのいいなあ」としっかり感じ取り、ちょっとしたいいなあと積み上げていきましょう。

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マインドフルネスと言うと、"瞑想"をイメージする方もいらっしゃると思います。坐禅のように一定時間目を閉じて静かに呼吸に集中するような瞑想を日々実践することは難しいかもしれません。そこで、瞑想の実践の一つとして、食べる瞑想というものを紹介します。

食べる瞑想~食べることだけに集中する瞑想~

 普段、皆さんが3度の食事をとっているとき、食べているものにどれくらい集中していますか?
 テレビやスマホなどを見ながら、食べるものをまともに見ることもなく、よく噛み、味わうことなく胃袋に押し込んではいないでしょうか。
 自粛生活において、食事が大きな楽しみになった方も多いと思います。今だからこそ、食べることに集中するというのは良いストレス対処になるでしょう。

 食事の時の工夫はひとつ。「食べることだけに集中し、一口一口をしっかり味わうこと」だけです。

 テレビを消し、スマホを遠ざけ、よく噛み、よく味わうだけでも今に集中していることになります。毎回の食事でやる必要はありません。これからの"新しい生活様式"では、「料理に集中、おしゃべりは控えめに」とされています。外食時だけでもいいですし、大好きなものを食べるときだけでもいいので、食べることに集中してみると、いまこの瞬間に意識を向けることができます。

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 このように、自分がいま感じてる感覚を大切に、ちょっとしたいいなあを積み上げていきましょう

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