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駒澤大学研究活動における行動規範

駒澤大学(以下「本学」という。)は、「学校法人駒澤大学憲章」及び「学校法人駒澤大学行動規範」に基づき、学問の自由と主体的な判断に基づく学術研究活動が社会からの信頼と負託を前提として成立するという認識の下、社会の信頼に応える高い倫理観をもって研究活動を推進すべく、本学において研究活動を行うすべての者(以下「研究者」という。)及び研究活動に関わる者が遵守すべき行動規範をここに定める。

研究活動の本質・基本的責任

本学の研究者は、学術研究が真理を探求し新たな知見を創造し、社会に貢献する責務を有するという研究活動の本質を理解し、常に正直、誠実に判断、行動し、自らの専門知識や技術の質の維持向上に努める。

規則・法令遵守、研究費の適正使用

本学の研究者及び研究活動に関わる者は、配分された研究費は法令、配分機関及び学内の諸規程等を遵守し、適正かつ効率的に使用するとともに、適正な管理・運用に努める。

データの捏造、改ざん、盗用等の不正行為禁止

本学の研究者は、研究・調査データの記録保存や厳正な取扱いを徹底し、捏造、改ざん、盗用などの不正行為を為さず、また加担しない。

差別の排除・研究対象者の人権等

本学の研究者は、研究活動において、人種・民族、ジェンダー、地位、思想・信条、宗教などによって個人を差別せず、研究への協力者に対しても公平に対応して、個人の自由と人格を尊重し、個人情報の保護に努める。動物などに対しては、動物福祉及び環境保全の観点からも適正に扱う。

守秘義務・個人情報保護

本学の研究者及び研究活動に関わる者は、研究に関する守秘義務を厳守するとともに、研究活動の過程において知り得た個人情報の内容をみだりに他人に知らせ、又は不当な目的に利用しない。

研究成果の社会還元

本学の研究者は、自らが携わる研究の意義と役割を公開して積極的に説明し、その成果を裏付けとなる資料・文献等を明らかにして広く偏りなく公表し、社会との建設的な対話を築くように努める。

利益相反

本学の研究者及び研究活動に関わる者は、外部との経済的な利益関係等によって、研究活動で必要とされる公正かつ適正な判断が損なわれることがないよう、個人と組織又は異なる組織間の利益の衝突に十分に注意を払い、公共性に配慮し適切な対応に努める。

研究費の適正な管理

本学の研究活動に関わる者は、研究者の研究活動を支援するにあたって、本規範の趣旨に沿って誠実に行動する。特に、研究費の管理等においては、不正な使用及び不正使用に加担しないことはもとより、不正使用の発生を未然に防止するように努める。

コンプライアンス研修・研究倫理教育

本学の研究者及び研究活動に関わる者は、本学が実施する研究活動におけるコンプライアンス研修及び研究倫理教育を受講し、研究者に求められる行動規範を修得する。

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